検品の実例

入荷時の確認

型式の確認として、発注した型式と現品が一致しているか確認します。

次に発注した数量と入荷した数量が一致しているか確認をします。

型式と数量に問題がなければ、次のチェックへ進みます。

バーコードスキャン

オリジナルのラベルか否かを確認する為、外箱のラベル、リールに貼られているラベル上のバーコードを読み取り、記載内容がオリジナルと一致しているか確認。
NGの例:ロゴの縦横比が正規のものと違う。バーコードをスキャンすると正規の値と違うので、模造ラベルと判明します。

外観検査

マイクロスコープを使用し、ピンに酸化または曲りが見受けられないか確認
NGの例:

ピンに使用した痕跡が無いか確認
NGの例:中古品のピンの先端に使用した痕跡が見られます。

リマークされていないか確認

OKの例:オリジナルは特殊な薬剤を綿棒に浸し、表面をこすっても模造品のように黒い塗料が付着しません。リマークされていません。

NGの例:模造品は特殊な薬剤を綿棒に浸し、表面を擦ると黒い塗料が付着します。部品の表面を黒く塗装し、レーザー刻印し直しているリマーク品であることがわかります。

出荷

すべての検査に合格した物のみが出荷可能となります。
合格品は静電防止袋、あるいは真空パックを施し、出荷いたします。